理想のコミュニティ・チームとは
こんにちは
久々に更新します。
昨晩はこんなイベントに行ってきました。
「Wasei Salon × サ式第2編集部 今こそ、コミュニティという新しいチームのあり方を考えよう」
最近何かと「コミュニティ」という言葉が話題にあがってますよね。
僕もこのブログ内でも何度かテーマにして思ったことを書いてきました。
今見返したら結構書いてますね笑
一番古い記事だと、去年の9月か。。
この時は、コミュニティを「スナック」という言葉に言い換えて書いてますね。
1年間で、少しスナックが体系化されたのでしょうか。
今回は、最近自分でも、コミュニティを作りたくて、勉強の為に今回のイベントを紹介してもらって参加しました。
このイベント、公開してから1週間も経たないくらいで、即チケットが完売していました。
世間の「コミュニティ」 への注目度すごいなあ
さて、前置きはこんな感じにして、今回のテーマはそのまま
「理想のコミュニティ・チームとは」
です。
イベント内でも、参加者同士のワークのテーマとして取り上げられていました。
みなさんそれぞれ感えてることが微妙に違ってて面白かった
最初のパネルディスカッションで、ゲストの方々も話していたのですが、
「コミュニティと、チームってそもそも違うものだよね」ということをまずまとめたい
コミュニティとは
いつものように最初にwiki先生の意見を聞いてみましょう
コミュニティ(英語:community):
英語で「共同体」を意味する語に由来。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり(社会)のこと(地域共同体)。日本語では「地域共同体」が「地域社会」をも意味し得うるため、転じて国際的な連帯やインターネット上の集まりなども「共同体」あるいは「コミュニティ」と呼ばれる
まあ、予想してた通りの説明ですね
日本語では「共同体」と訳されるようです。
注目すべきは『利害を共にし』の部分
同じコミュニティにいる人同士は、利害を共にしているらしい
その意味では「国」というのもある意味コミュニティですね。
国の経済が低迷したらみんなしんどいし、
W杯で日本代表が負けたらみんな残念な気持ちになる。
(これは利害か知らんけど)
一方、
チームとは
チーム(英: team)は、共通の目的、達成すべき目標、そのためのやり方を共有し、連帯責任を果たせる補完的なスキルを備えた少人数の集合体を理想とすることがある。実際には、チームといっても目的、目標、やり方は指導者から与えられただけで、変更権がなく共有できていないことがある。
ここで一番注目したいのは、「共通の目的、達成すべき目標、そのためのやり方を共有し」の部分。
コミュニティでは、かっちりと「目的」とか「目標」とは明記されてませんが、
チームだと、それを全員で共有する為に定義ずけ、それに向かってスキームなども共有して、協働するってイメージでしょうか。
ここまで聞くと、なんとなく違いがわかってくるような気がします。
コミュニティは「利害」を共にしてはいますが、そこまで明確な短期的な目標設定はないように思えます。
チームは、メンバー内で、しっかり共通意識を持って短期的な目標を具体的に立ててそこに向かって進む感じ、
僕のここまでみてみた感じだと、
コミュニティの方がチームより、若干ゆるい?感じがします。
これこれをやらないといけない!というような制約的なものや規律があまりないのがコミュニティなのかなと。
※写真はtwitterより
今回のイベントのゲストの方々も同じようなことを言ってました。
サ式第2編集部と、Wasei Salonに所属している人、両方の方の自分が今いるコミュニティの話が、対照的ですごくわかりやすかった
サ式第2編集部とは
Wasei Salonとは
招待制オンラインサロン「Wasei Salon」を始めます。 #waseisalon | 隠居系男子
サ式は、働きかたについての記事などを、そのコミュニティ内で、決めて、動いて、進めて、完成させる。みたいな過程があるらしく、
いわゆる「目的・目標」=「記事の完成」みたいな感じで、
ある程度やることが決まっているとのこと。
だから、ちょっとチームよりなのかな?
一方、Wasei Salonは、
実際に作った方にお話を聞いたのですが、
「目的は特にない!笑」だそうです笑
メンバーの何人かにも話を聞きましたが、
特に目的はないし、強制もない
実験の場として面白いし、
何より人が面白いからいる。
メンバー個々が自立した面白みを持っていれ、それが所属している理由
だという。
ほんとにこれと言った目的はないみたい。
僕は、今回Wasei Salonが聞く限り、すごく面白そうで、これから自分もコミュニティを作っていく上で何かヒントを得られたらと思って参加したが、
以外にも「特に目的はない」というなんとも真似し難い、コミュニティが成り立つ秘訣がありました。
これにはびっくり。笑
コミュニティを運営する秘訣は
結局は中にいる人の質や、それぞれの合う合わないに依存するんだなという
無理やりひねり出した答えに納めました笑
※写真はtwitterより
そのほかで、僕が特に共感した言葉たち
『コミュニティとはそれぞれの心の拠り所ではないか?』
僕はまさに、コミュニティの本質はここにあると思っています。
まず持って、心の拠り所としていなければ、関わらないと思いますし、
関わっていたとしても、中途半端で、何か距離があって、ずっと所属していたと思えない、微妙なものになってしまうかもしれません。
僕は島根県出身で、よくその関連で仕事をしたり、
イベント企画したり、県の方と話したりするのですが、
なぜそんなに島根島根言ってるかというと、
ある人にとっての「心の拠り所」を守る為です。
地元って、ある意味でいうコミュニティだし、最高の「心の拠り所」だと思っています。
『コミュニティは"長期滞在してる町"』
コミュニティに"所属してる"っていうのは何か違和感があるし、
〇〇(所属してるコミュニティ)の人ですね!って言われるのはなんか引っかかる
という議論の中である方が言っていた表現。
そんな〇〇代表って訳でもないし、だから"滞在してる町"と思っているみたい。
ある人にとってはこんな表現がぴったりだろうなと思いました。
そんなこんなで、色々書き連ねましたが、
結論言いたいことは、
コミュニティには明確な定義がないということです。
人それぞれの関わる・定義するコミュニティは違うし、
感じ取るニュアンスも違う。
とにかくわかりにくい!
ただ、理想とするコミュニティのあり方は人それぞれ持っておいた方がいいのかなと思います。
チームよりな、何か一つを追うコミュニティのあり方が理想である。
という感覚もあるだろうし、
何も制約のない、ただいると安心できる「心の拠り所」であればいいと思う人もいるかも。
自分がどう感じるか、それを知ってさえいれば、どうとでも対応できるし、
コミュニティを選ぶことができます。
逆に、選べなかったら、
苦しい。
なんで苦しいかもわからないから。
だから、今一度、皆さんも
「自分が理想とするコミュニティ・チームとは何か」
を考えても良いのではないでしょうか。
所属するコミュニティは1つでないといけないという決まりもないし、
いくらでもカスタムできます。
今現在、自分が所属しているコミュニティがどうなっているか、考えてみるのも面白いかもしれないですね
そんなこんなで、終わりです。
僕が作りたいコミュニティの話も、またこのブログでできたらなと思います。
そんな今日この頃