Sunablog

東京のベンチャーで働く20代の戯言

結局「やりたい」が強い話

このブログを始めたのが大学1年生、今社会人1年生になりました。

大学休学挟んで6年くらい経ちました。やばい。このブログも長寿ブログ仲間入りです。

(と言っても空白2年がありましたが。。)

 

ということで、今回は社会人になって初めてブログに向かってキーボードを叩こうと思います。

 

会社員ってめちゃくちゃ忙しいという話

社会人って書くと、フリーランスや、自営業してる人などいろいろなカテゴリーを含むので会社員というカテゴリーの中での体験記ですが、

思った以上に忙しいです。

僕が入社したのは、いわゆるベンチャーの部類で、仕事に前のめりの人がほとんど、というか全員そう。みたいな会社です。

だからこそ、いい悪いではないですが、みんな仕事に没頭しています。

僕も入社から半年間、没頭に没頭して没頭してることすら忘れるくらい毎日に没頭。

気づいたら1日終わってた、×180日みたいな毎日だったなあと振り返って思います。

 

ただ、毎日を何も考えずに過ぎてたってことではないです。

先輩の仕事への向き合い方、テクニック、人を動かすマネジメント、同期の熱意、能力の高さ、圧倒的な好奇心、健全な精神の保ち方、

一緒に働かせてもらっている周りの人たちのそれら全てが自分にとって学びの宝庫です。そんな環境で働かせてもらっています。

 

でも、仕事のスタンス・考え方一つで、この学びの宝庫、刺激の宝庫を楽しめるか、味わい、自分に還元できるかがガラッと変わってくるなと半年働いて感じます。

それを一つ書いてこのブログ終わりたいと思います。

 

 

結局「やりたい」が強いっていう話

そのスタンスとは、自分がいかに「やりたい」という状況を作り出せるか

だと感じます。

 

入社当初、というか数日前まで、どれだけ量をこなして、吸収できるか。
という一面的な考えでしか仕事を捉えられていませんでした。

量を質に転換する、とかいう考えを文字でも理解していたし、自分の仕事の中でも意識できていたと思いますが、もっと違う面で仕事を捉えることによって、より自己成長につながると考えます。 

 

「やりたい」という状況とは何かというと、

自分の好奇心、やってみたい、もっと深く知ってみたい、など、
自分から能動的に物事に向かっている状態です。

そんなの、ベンチャーに入社したらベースでみんな持ってるでしょ。

俺今もその状況作れてるからだ丈夫。

そう思うでしょ!そこのあなた。

結構これが薄れていっちゃうんです。

 

僕も元々学生時代はやりたいことしかやってこなかったし、この仕事もやりたいと思って入社したんだから当然、このスタンスは確固たるものがあると思っていました。

 

でも、任せていただける仕事の領域が増えてくると、どうその領域・役割にアジャストして事業部・会社に対して貢献するかが、当たり前ですが求められてきます。

 

かつ、その仕事量が自分の元々持ってるちっさいキャパを超えだすと、

そこに追いつけおいこせになり、なんとか自分の生産性をあげようと躍起になります。

このサイクルをしていると、「やりたい」というよりは「どう完了させるか」で頭がいっぱいになります。ずっと荒波の海でクロール耐久レースしてるみたいな感じ。

ちなみにこれはどんなに面白い仕事ができる会社でも、つまらない仕事ばかりの会社でもどちらでも等しく起こることだと思っています。

 

会社員として給料もらっている以上、役割があります。

ひとり会社で、なんでも自分で定義していい、決めていいみたいな状況だったらまた違うかもしれませんが、

会社員として入社し、何にも仕事ができない1ヶ月目から給料をもらっているということは何がしかの「役割」に対して期待をされています。

そこをどう越えるかが、一つ、活躍するためのポイントだったりします。

(これひとつじゃ決してありません)

 

なんかここまでの文章だと、会社員は窮屈、、みたいな吐露記事みたいな感じになってますが、前提、僕が今やっている仕事はまじでおもろいです。

あくまでひとつの働き方の考察として書いてます。

 

 

どう「やりたい」という状況を作り出すか

じゃあ、どうやって「やりたい」を作るかという話ですが、

①期待役割をとっとと満たす・越える

②自分のキャパ余剰をやりたいに使う

上記2段階を踏むことが良い方法かなと思ってます。

 

①の期待役割をとっとと満たす・越えるというのが、

ここ、この中にたくさん段階があってめちゃくちゃはしょってしまい恐縮なのですが、

要は、自分が任された業務を効率よく完了させる。のが最初、ということです。

 

期待された役割を全く完遂せずに、自分のやりたい放題やってたら周り仲間からの信用も無くなります。

何より、人によるとは思いますが、僕は自分の気持ちが安定しないなと感じます。

任されたことをやり切った!という段階まで持ってくることで、やりたい、へ注げるエネルギーが湧きます。

 

②自分のキャパ余剰をやりたいに使う

そうして自分の期待役割をdoneして、そこからお楽しみタイム。

自分のこれ、もっと深ぼってみたい、探求してみたい、やってみたいが始まります。

 

僕の場合は現在の職業柄、SEOを中心としたWEBマーケの本を読んだり、

担当しているクライアントのことを調べまくって先方のビジネスと視点を考察したり、

自分で分析ツール入れて、両親の会社のHPの集客分析をしてみたり、

 

これらは誰から頼まれたわけではないけど、心からこれやりてえと思って、自分の時間をさいてやっています。

これが、本当に尊いと会社員になってからより一層思います。

 

こういう自分の中から探求し始めたものって、①で満たした期待値にさらにプラスされていきます。

僕の場合は別に仕事に関係することをやろうと強制して思っていないのに、

やりたいをやっていったら仕事にもつながっている、というパターンでなんかいい感じのサイクルができています。

 

別に仕事に関係ないことでも、自分がやりたいと思ってやり始めるものってその人のオリジナリティだったり、人生レベルでのその人の面白みを深めてくれるものだったりします。

 

映画が鬼好きで、余剰の時間使って映画ばっか見て、ずっと映画のことレビューしてる。とかでも、僕はその人のことめちゃくちゃ面白い人だと思うし、

その人の価値なんだと思います。誰より、自然に映画鑑賞・考察に時間を使っていて、その人の話をうんと聞いてみたいと思うから。

 

 

だーーーーーっと書いてしまいましたが、

ここら辺が、半年会社員として働いていて思うことの一つです。

言語化しきれてないところありすぎて、ムラありまくりなのですが、何か自分のことを顧みるヒントになったら嬉しいです。

 

またラジオでもこれ話そうかな。