Sunablog

東京のベンチャーで働く20代の戯言

出雲そば in China

 

9月に引き続き、再度中国に行ってまいりました!

実は前回は今回の渡航の前段階で、今回が本番ということになります。

 

具体的に何をしてきたかというと、タイトルにもあるように島根特産の出雲そば中国で売るプロジェクトに参加させていただきました。

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これは島根県の中小企業の経営者の方々と島根県の中央会が連携・協力して、島根のブランドを世界に売っていこうという試みです。同時進行で、島根のお酒をタイやベトナムに広めるプロジェクトも別の企業の方々が実行中です。こちらのプロジェクトの報告では、タイではもう日本の製品は飽和状態とのこと。しかしベトナムでは、まだ日本のお酒は広まっておらず、結構チャンスはあるそうです。

 

そういうことでいうと、今回僕が参加させてもらったプロジェクトもまだそばがほとんど知られていない中国では十分にチャンスがある!

 

期待を膨らませと実に臨みました。

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今回は青島のイオン内で2日間の出展。朝から晩までぶっ通しだ他のでかなりきつかったです笑

 

今回の出展は青島イオンの"Japan Day"という日本の文化や食品、家電製品に文房具まで色々な日本の企業が出展している大イベントですごい賑わいでした。

 

一番びっくりしたのはくまモンの人気ぶり笑

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 くまモンの人気には感服です。

 

島根のシマネッコも宜しくお願いします、、、、

 

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で、肝心のそば販売の結果は、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

売れなかったです、、、、、

興味を持って手に取る中国人の方はいたのですが、なかなか買ってくれない、、

そりゃ全く売れなかったわけではありません。しかし買ってくれるのは、現地に住んでいる日本人の方や、もともと大の日本好きで、蕎麦のことを知っている、または食べたことのある人ばかり、、

 

全く知らない異国の人に蕎麦の良さをわかってもらうのはものすごく難しい。

客観的に見たら確かにそうですよね。全く知らない外国の食べ物を見て割高な金額を払ってまで買ってくれるのか。よほど好奇心がある人じゃないと買ってくんないですよね。すんげえ美味いのに。

 

商売の難しさを実感。

いい経験をしました。

 

どれだけ頑張っても、どれだけいいものでも、美味しいものでも、相手に伝わっていなければ買ってもらえない。

 

「伝えることの大切さ」ですね。

 

 

 

 

 

 

このことは、地方活性にも言える事だと思います。

 

地方活性でよく言われるのがUIターンの必要性。

 

地域活性には都市部から人を呼び、定住してもらう事が不可欠。

ここでも「伝えることのの大切さ」が存在します。

 

 

移住してきて欲しいのであれば、やはりその土地の良さを伝えなきゃいけませんよね。

見ず知らずの土地に多大なリスクをかけて移り住む。その「見ず知らずの土地」の魅力が伝わっていなっかたら、客観的に見て絶対移り住むなんて事はありません。

 

 

ここでの「見ず知らずの土地」というのは先ほどのところでの「出雲そば」と同じ立場。

見ず知らずの土地に多大なリスクをかけて移り住む。

全く知らない食べ物をわざわざ高いお金を払って買う。

 

同じことです。

 

 

 

 

 

 

どちらの場合にせよ、提供する側からすれば、相手に真に理解してもらい、魅力を伝えることが、いい製品、いい地域を作る以前に大切なことです。

 

 

伝えられなければ、元も子もない。

 

 

 

 

 

改めて「伝えることの大切さ」を知った今日この頃でした。

 

 

 

おまけ・・・初セグウェイ

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