Sunablog

東京のベンチャーで働く20代の戯言

島根の高校生就活のあり方を変える。

みなさんこんにちは。
春ですね。と思ったら今日は最低気温6℃
早くあったかくなってくれ〜と思いながら、夏の暑さもよぎり、天気に関して絶妙な気持ちになっている今日この頃です。

かなり久しぶり(3ヶ月ぶりくらい。。)になってしまいましたが、

今回は僕にとって新たな挑戦をしたいと思い、投稿させていただきます。

 

 

 

島根の高校生就活のあり方を変えるプロジェクト

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思いきって大きな挑戦を仕掛けていこうと思います。
 
大学生になってからの3年間、自分自身のキャリアと悩み向き合い、いろんな人の将来設計の悩みにも向き合ってきました。
僕は休学しているので、本格的ではないですが、同級生は就活真っ最中。
大学の友達が苦しみながらも頑張っている近況を耳にします。
 
人生において、職業の選択、まして最初の就職は自分の成長や、暮らしに直接影響を及ぼします。
短期的にも長期的にも大きな違いが生まれてきます。
 
そんな大切なキャリアステップ、
大学生は知ってるけど、
高校生はどんな感じなんだろう。
 
そんな小さな疑問から、どんどん問題意識が広がっていきました。
僕は大学に進学しましたし、周りの友達もほとんど進学でした。
でも実際に高卒のタイミングで社会にでて働き出している人は、平成30年度、日本で約19万人もいるそうです。
僕は高校生のキャリアについて考えることは多かったですが、それは自分が経験していた大学進学のところだけ。
進学ではない、19万人の同世代が何をどうやっていたかは知りもしなかった。
 
 
 
最近関わらせていただいている仕事柄、
島根県の中小企業さんとのお話する機会がたくさんあり、
大卒のニーズと同じくらい高卒の採用ニーズがあることを目の当たりにしました。
 
先日参加させていただいた「島根県中小企業家同友会」さんの合同入社式では、27人中14人が高卒新入社員。
短大が8人。大卒がなんと3人。中途が2人。
という状況。
僕がずっと見ていた4年制の大学生の就職者は全体の11%。
 
それほど、島根県の中小企業では高校卒業者を採用する機会が多い。
そんな高校生たちはどうやって仕事を選んでいるかというと、
 
正直あまり自分の意思で選べてはいない状況です。
"選べていない”というより"選べない”。
 
 
まず高校生の就職活動の流れは
①就活時期になる
②先生と面談をする
③先生が高校に来ている求人票を並べて、生徒にこれが良いと勧める
④それにしたがって、親に相談。意思決定。
⑤何度か見学をして選考に進む(最近はかなりの割合で申し込めばそのまま採用みたいです。)
 
このプロセスを見ると、
高校生が自分の意思を持って就職先の希望を持つのはかなり難しいんじゃないかなと思いました。
もちろん、自分で興味を持てる企業を調べて選ぶ人もいるでしょうが、
ここでも、高校自体が望んでいる就職先(安定した定評のある企業に内定者を出させたいという思惑)や、
親の理想を押し付けられる圧力。その他いろんな、「自分の意思とは違った」要素が寄ってたかってきます。
 
 
もちろん、こんな他人の思考ざんまいなことは稀でしょうが、
どんな就職を検討している高校生にもどれかは降りかかってきています。これはかなり断定できると思う。
 
 
そんな中で、
何も自分の意思を持たずに、入ってしまった企業の先に、
充足した、楽しく面白く仕事ができる環境はあるのでしょうか。
確率は低くなってしまうと思います。
 
 
(前置きがかなり長くなりましたが)
だからこそ、
今回のプロジェクトでは、高校生一人一人に、こんなにもいろんな会社があるんだ。
面白い考えを持っている経営者、社会人がいる。
そんな興味をそそるような情報が提供できないかと、
まだ計画ベースではありますが、
島根県の全高校に、フリーマガジンを一人一人に担任の先生から手渡ししてもらいたい!と思っています。
 
 

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さらに必要に応じて、雑誌で扱った記事を編集し直して、
Web記事に仕立てることも計画しています。
旧来の雑誌のみの提供ではなく、スマホからでもアクセスしてもらえるように、設計します。
 

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企業さんにとっても、自社の魅力や価値観を改めて考える機会にもなり、
その先に自社を知ってくれた高卒の人たちともより良いマッチングができる。
会社の考えを理解した上で、楽しく働いてもらえる。
 
 
そんな状況を作り出す最適な手段になれればと、
当プロジェクトをつくります。
 
 
プロジェクト名は、町の一人一人に明かりを照らす。
あの町の一社一社に明かりを照らす。『MACHI TERASU』と名付けました。

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今回は、島根県隠岐諸島の一つ、西ノ島に本社を構える
ONE TERASUという「地方で見つける”新しい仕事のカタチ”」を発信するメディアを運営している会社さんと協業させていただきます。
立ち上げられた2人は同じ20代で、想いも成し遂げたいビジョンも本当に共感しています。
 
ONE TERASU会社概要↓
 
かなり大きなプロジェクトでどうなるか全くの未知数ですが、
この取り組みが、島根県の高校生のキャリア選択の幅を広げ、質を高め
自分の気持ちを大切に、主体的に仕事を楽しめる人を増やしていくこと。
そして、そんな社員が溢れるからこそ、
軸を持ち自らのビジョンを据えながら発展していく素敵な企業さんが島根に増えればと、
そう本気で思います。
 
 
興味を持ってくださった方、協力してくださる方、
ぜひコメントや僕のTwitterでもなんでもいいです。声をかけてくださると本当に喜びます。
詳細資料など、現時点のものではありますが、お渡しします。
 
 
 
 
そんな新たな挑戦をする今日この頃。