Sunablog

東京のベンチャーで働く20代の戯言

最近感じる若者の幸せ

この前、初めて2Daysの新規事業立案インターンに参加してきた。

就職するかも決めていないちゃらんぽらんな僕は、これまでインターンに行く機会さえなかったのだ。


たまたま選考に受かって、

慣れないお台場あたりの会場に向かった。

インターンが始まる1週間前から、自分の中の、自分のやっていることに対する責任感と、自分のキャリアに対する焦りにも似た感情が渦を巻いて、頭の中を複雑にしていた。

その中で、自分がやっていることに対してワクワクできていない自分がいた。

一緒にサービスを作っている仲間から、一旦休んで頭を軽くしてから色々考えよう。
お前が抜けててもこっちで回すから、大丈夫。

 

本当にこんな仲間に恵まれてありがたい次第である。

しかし、そんな中で、

自分に対する自信が少しずつなくなっていく感覚があった。

僕は結構周りを気にしてしまう。
それが良くないことだと十二分にわかっているが、それでも周りの環境に結構影響されるたちなのだ。

時はもう11月。

周りの今後活躍したい、自己成長を求めている同級生たちは
就職活動を初めて、悪戦苦闘しながらも充実した日々を送っているように見えた。

その中で自分はどうだろう。
やっていることは少しづつ形になってきている。
こんな僕にでもいろんな相談をしてきてくれたり、
ノツさんみたいなことやってみたい。すごいとか言ってくれる人がいる。


そんなことを感じたり、
人が言うことを聞いたりしていると、

心底、
人間というものは「隣の芝を青く見てしまう」のだろうと思った。


自分が見ている憧れのあの人の実績は、
ものすごく苦労や努力を重ねた先のもの。

キラキラした部分だけではなくて、ものすごく泥臭く、やってらんねえみたいなこともたくさん詰まっているはずなのに、

僕らはすごくそれを美化してしまうなと思った。


そんな周りと比較しあって、一喜一憂しているこの日本の世の中で、
どうやったら毎日に充実感を持って、楽しく過ごしていけるのであろう。

そんなことを考えてみると、すごく難しいけど、
すごく大事なことが詰まっている気がする。


現時点で、少しわかってきたのは、
やっぱり目に見える『こと』ではなくて、自分の中にある、
『こんな人間でありたい』という気持ちをしっかり持つことだなと思う。

おそらくここら辺の考え方は人それぞれなので、違うなと思う人は気持ち半分で呼んでくれればいいと思うが、
逆にいうと、めちゃくちゃ刺さる人もいると思ってる。

 

 

 

おそらく今の若者、特に僕と同じ世代の20歳前半くらいの人たちは、
本当に真に望んでいるもの、欲望、それに伴ったこれを掴み取りたいという衝動は無いように思える。


いろんな同世代と話をしていても、
俺はこんなものを掴み取りたいと、溢れんばかりの熱気で語っている人は本当に一握りだなと思っている。

そうではなく、ただひたすらに、
感覚的にこんな感情を抱いて仕事していたいとか、こんな人と一緒に楽しくとか、
こんな尊敬できる人たちととか、
なんか俺らのやってることって世の中の為になってるよね。みたいな。


それくらいのふわっとしているものを心の奥に大事に持って生きていきたい。
そんなことを考えている人が多いんじゃないかなと思ってる。


特に世界を変えたいとも思っていないし、
欲望を満たせなくても良い、
ただ毎日をエモく、そして、コップに7割くらい入った充実感を常に確かめながた生きていたいんじゃないかなあと思っている。



はたから見たら、冷めてて、あんまり情熱はなく、
こんなんじゃ世の中よくならない、もっとエネルギッシュに仕事しないと
とか不安に思ってしまうかもしれないけれど、

こういう人たちって以外に自分のことをすごくわかっていて、
逆に、自分が加速する瞬間もすごくわかっている気がしていて、
その加速している時は、誰よりも、意外にも、いつもあんなに情熱的に語っていた気鋭の起業家よりも成果出してたりして。


俺ら、めっちゃおもろいことやってるよね。

これって世の中のためになってるよね。
結構充実てると思うんだよね。

結構こういうふわっとした集合体が、
すごく大きなインパクトを世の中に与えたりして。





 

2Daysのインターンの話をする予定がだいぶ脱線してしまった。
ちょっと別の記事で書きます。

続きます。