地味なことをコツコツと。目の前のことを焦らずしたたかに。
こんにちは
大学は新学期になりました。
もう3年生です。
今回のテーマにも共通してくるところですが、
やはり何かと周りが「就活」のこと話出したり、ニュースで目にしてくる季節になると、「周りに流される」ことを心の底から嫌う僕も意識してしまいます。
さて、そんなこんなのこの時期のテーマは
「地味なことをコツコツと。目の前のことを焦らずしたたかに。」
です。
先日、いつものようにnewspicksをつらつら読んでいると、こんな記事が目にとまりました。
僕の地元、島根県の「隠岐島前高校」の教育改革についての記事です。
この「隠岐の島」というところは、
少し地域の話題とか、教育とかに興味を持っていたりアンテナ張っている方には結構わかる地域だと思います。
詳しくはこの記事に載っていますが、ざっくりいうと、
この隠岐の島では、高校生に対して島全体で教育を施し、その生徒の「やりたい」に向き合って生徒自身から出てくる自発的な学びを追求した教育を行なっています。
課題解決型学習とも呼ばれますが、島根県の離島ともあって、島にはまだまだ課題が山積しています。その課題を生徒が自ら捉え、それを自分からどうやったら解決できるのか、人から聞くだけではなくて、自分から解決しようと考えます。
現代の人財に求められている「課題発見能力」と「課題解決能力」が、
島の課題と生徒の自由な学びによって培われて行くわけです。
こんな最先端の教育は、この前ぽっと出で生まれたものではありません。
ここからが、今回のテーマに関すること。
隠岐島前高校は、2006年ごろは、深刻な生徒数の減少で、廃校寸前まで追い込まれていました。この状況を打破すべく、隠岐の島・海士町長を中心に、この課題解決に向けて乗り出しました。
高校教育の魅力かの他にも、島牛のブランド化など産業面にも力を入れ、
今日の、日本全国から注目も集まり、人口増に反転するまでの結果を出しました。
この成功も、表面的なところだけではなく、2006年からの取り組みというところを取り出してみると、結果が出て全国的に認められるくらいになるまで約10年かかっているわけです。
地域全体の人口の流れ、教育の見方・あり方を抜本的に帰るのにはやはりこのくらいの年月は必要で、むしろスムーズで早いくらいです。
この結果も、島内の方々、高校の先生方の地道な努力の積み重ねの結果だと思います。
どんな事象にも、その裏側にはたゆまぬ努力と、尋常ではない集中力があります。
かくいう僕は、この大学2年間東京で過ごしてあらゆることに取り組んできましたが、
やはり完全に形になったものはまだ1つもありません。
ただ、なんとなく輪郭がうっすら出来上がってきたなとか、
なんか人から見られるキャラが決まってきたなとか、
ある一定数の方には声をかけてもらったりする機会も少しずつ増えてきたように思えます。
正直、2年前の大学入りたての僕の見立てでは、もう大学3年生の頃には自分なりに何か結果をあげていて、名を挙げている予定だったのですが、、、笑
やはりそんな甘くありません。
2年間丸々、一つのビジョンに対して実行できていたわけではありませんし、
集中力の高低ももちろんありました。
これを読んでくださっている方にも、自分がやっていることに対して、結果が出なくて焦っている方もいるかもしれませんが、それが普通だと思います。
むしろ、ちょっとやそっとで成し遂げられたそれは、すぐ消えてもおかしくないし、
浅いものだと思います。
自分で強く思ったことに向かって、地道にコツコツ、焦らずしたたかにやって行くのがやっぱり大切だなと、そう思った今日この頃でした。
そんなこと言ったって、あっち行ったりこっち行ったりしてしまう!ってこと
絶対あります。現に僕もそうです。
だから、僕はある一定の期間を設定してその期間までは徹底的に集中してそこに向かうことにしています。
そしたら、少しは変わるんじゃないですかね
やり切らないと見えてこない世界もあります。
結果が出ない。あと1日やってれば何か糸口をつかめていたかもしてないってこともあると思います。
だから期間を決めてそれに向かって猛進する。盲目的にそれをやり抜く。重要だと思います。
僕も大学3年目の今年度は、一つのことをやり抜くと決めました。
やり抜いた先に見えるものがあると信じて、今は目の前のことをしたたかにやっていこうと思います。
この考え方を少しでも参考にしてくださる方が入れば幸いです。
そんな今日この頃。