Sunablog

東京のベンチャーで働く20代の戯言

「努力した!だから偉い」はクソ

 

こんにちはー!

 

秋になったかなと思ったらまた暑くなって鬱陶しい今日この頃ですが、

 

先日、塾講師をやりながら、ユーチューバーになろうと画策している風俗好きの音楽家のイカれた知り合いのお兄さんと話していた時の話をします。笑

 

そのお兄さんは本当に変わった人で、上記の情報があまりにも特徴的なので、これ以上の詳細情報は人物特定に繋がるので言わないですが、

すごく仲が良いです。

 

ユーチューバーもやっているんですが、

その内容が「頑張らずに志望校を合格させるためのメソッド」を紹介するという内容で、

今回のタイトルもそれに準じたものです。

 

 

彼が言うに、「受験は努力して合格を勝ち取るもの」という固定観念が未だに日本に蔓延っていてそれを払拭したいのだそう。

 

確かに日本では「努力すること=偉い」

みたいな風潮があります。

 

あの人は何年も努力して司法試験に受かった。

すごい偉い。

 

あの人は同じ会社に何年も勤めている。

だから偉い。→年功序列の年収制度

 

受験においても、

あの子は1日12時間も勉強している。

偉い。

 

っていう風に世間は評価しているし、

受験においては先生や親が評価してくれます。

 

時間をかけて、勝ち得たものは良い。

 

それは完全に固定観念です。

努力することが美徳のこの日本では、当たり前になってしまっていますが、

 

冷静に考えて、

1日12時間勉強して大学に受かるのと、

1日2時間しか勉強してないのに同じ大学に受かるの、

どっちの方が評価すべきだと思いますか?

 

評価はどうでも良いとしても、

後者の方が圧倒的に効率が良くて、無駄がなく、他の時間を別のことに使えます。

 

 

まぁかく言う僕は、前者で

受験の期間になった瞬間、狂ったように勉強してました。

やっぱりそうすると安心するんです。

何もしていないと罪悪感を感じていてもたってもいられなくなる。

その時間を埋めるために勉強してました。

完全に。

 

でも、それってマジで無駄ですよね、、

 

なんかいっぱい勉強して、合格に近づいた気もしますが、

その費やした時間自体に価値があるのではなく、

大事なのはただ唯一「結果」だけです。

 

結果が同じなら、時間をかけずにそれを得た方がよっぽど利口ですよね。

 

まだ僕は合格できたからいいものの、不合格だった時のことを想像するとぞっとします。

 

 

こうやって今回は「受験」を切り口に解いてみましたが、

この例みたいなことが自分の日常にもたくさん転がってるなと思います。

 

 

バイトだってそうです。

たくさんシフトに入って長時間働くと、

〜くんはいっぱい働いて偉いねぇ

 

その100分の1くらいの労力で同じ金額を稼いでいる人がいるのに

 

逆にそう言う風に超効率的に稼ぐ人に世間は批判を浴びせます。

ネット上なんて顕著ですよね笑

 

 

ホリエモンが以前「寿司職人が何年も修行するのはバカ」とTwitter上で発言すると、たちまち炎上したなんてこともありました。

www.google.co.jp

 

 

でも、同じ美味しさの寿司が握れるならば、youtubeで握り方をみてささっと習得した方が断然利口だなーなんて思っちゃいますが

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まあこんな感じに、日本の受験の「当たり前」を壊していこうとしている友人は単純にかっこいいなと思いました。

 

 

同時に自分も「努力したからえらい」と自己暗示していることはないか、ハッとさせられた話でもありました。

 

 

これだから人と話すのは面白い。

 

 

そんな今日この頃でした。