Sunablog

東京のベンチャーで働く20代の戯言

クールジャパンについて違った角度から考える

 

夏も過ぎ、だんだんと秋を感じる頃合いになってきました。

これまではブログを不定期更新していましたが、今週から毎週更新していきたいと思います。拙い文ですが宜しくお願いします。

 

今回は、2020年に東京オリンピックをひかえた今、改めて日本の良さやここ数年よく耳にする『クールジャパン』について考えてみたいと思います。

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直近のニュースでいうと、築地市場移転問題が世間を賑わせていますね。問題になっている築地ですが、東京を訪れる外国人にとっては超人気の観光地です。全国各地から市場に集まってきた海の幸を食のプロ達が真剣に見定めセリをしている姿、活気のあふれる場内。これらは全て日本が大切にしていかなければならない財産です。まさしく「クールジャパン」。

この大切な財産を守るという意味でも東京都知事の小池さんには頑張ってほしいものです。

 

さてこのクールジャパン、あなたが思うものは何でしょう。

東京工芸大学が日本人に行ったアンケート「クールジャパンとして世界に紹介したい日本文化は何ですか」というアンケートの結果がこちら。

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やはり日本が誇るアニメ文化は日本人からしても誇るべきクールジャパンの一つのようですね。

僕だったら真っ先に日本食と答えますね笑

海外に行くと改めて日本食の偉大さに気付かされます。

 

 

では、ここで違った角度から「クールジャパン」というものを見てみましょう。

 

少し前のものになりますが元総理大臣で現財務相麻生太郎氏があるときした国会で答弁がっとても心に残ったのでここにアップさせてもらいます。

youtu.be

 

麻生氏が話した日本人が考えるクールジャパンと外国人が考えるクールジャパンは違うのではないかという演説。

誰もいない夜の山道にポツリと自動販売機がある光景。

これが外国人から見たとき、「これが一番のクールジャパンだ」というそうです。

日本人としては当たり前のこの光景、一見何もクールな要素がないように見えるこの光景こそがクール。内容の詳細は動画で。

 

先ほどのアンケート結果のようにマンガやアニメ、日本食に伝統工芸。これらは確かに日本が誇るべき財産です。

しかし、少し見る角度を変えて客観的に日本という国を見たとき、

真のクールジャパンは「日本人の心」そのものなんじゃないかと考えさせてくれるそんな素晴らしい演説でした。

 

 

日本という国で生まれ、将来的に日本を再興させたいと志す僕にとってはとても印象的でした。

 

そんなことを思う今日この頃。