Sunablog

東京のベンチャーで働く20代の戯言

自動車学校はおもしろい

 

久々に更新します。

 

今夏、地元に帰りただいま絶賛免許取得中です。

 

そんな忙しい毎日の中で自動車学校っておもしろい空間だなーと思い、その感じたことを綴ってみたいと思います。

 

8月初旬、自動車学校に入校。

 

自分が車を運転する姿なんて想像もつかないまま少し緊張の入校。

 

まず最初に、施設内の設備の説明を受けるために3、40人入るくらいの教室に移動した。教室に入って、見覚えのある木と鉄パイプで作られた古ぼけた椅子に腰掛けた。

 

東京の大学に入って4ヶ月。授業では無機質な白い長いすに座っていたので、その瞬間とてつもない懐かしさを感じた。

 

あのなんとも言えない気だるさも混じった教室の雰囲気は懐かしかった。

 

そのあと、早速実際に運転!ではなく、運転のシミュレーションをした。

イメージ的にはゲーセンに良くあるレーシングゲームみたいな感じ。

 

ゲーム感覚で楽しめたし、こんなのが当たり前につか割れていることに感心した。

でも数年後にはVRが使われるようになって、このでっかい機会もいらなくなるのかなと思うと悲しくなった。

 

それからの日々も毎日、教習所に通う日々。通うたびに懐かしい顔を見る。

地元の友達にほんとによく会う。ほぼ同窓会だ。

 

車の実習までの時間に待合室で他愛のない会話。

大学は楽しいか。授業はおもしろいか。彼女はできたか。

 

自分にとってはこの上なく楽しい空間だった。それと同時に、冷静に見るとかなり奇妙な空間だなあとも思う。高校でもないところにみんな話を合わせたのでもないのに同級生たちがわんさか集まる。奇妙だけど、おもしろい空間だ。

 

 

車の実習では隣に教官が座り、自分が運転する。教官は毎回変わる。

隣にいるし、つっききりで教えてもらうので担当の教官の性格がそれぞれ全く違っておもしろい。とにかく厳しい教官。ずっと何にもしゃべらない無口な教官。反対に自分の趣味のことを永遠と話す教官。

その日によって教官の機嫌も違うので、組み合わせは無限大。サーティワンのアイスの組み合わせよりも種類が多い。

 

そんなどうでもいいことを考えながら実習を受けるのもなかなかおもしろい。

 

 

こんな考えようによっては面白さ無限大の空間も、何年後かに車の自動運転が一般に広まったなら、どうなってしまうんだろう。

おもしろさ無限大の教官たちの雇用は?

 

そんなことも考えながらまた少し悲しい気持ちになった。

 

 

こんな感じのことを思う今日この頃でした。