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東京のベンチャーで働く20代の戯言

起業って、経営って

会社の決算を進めている。
大学を休学して、事業計画(頑張って1人で稼ぐぞ計画書)を作成してちょうど1年がたった。
 
会社を作ってからでいうと約10ヶ月。
会社のこれまでの取引を会計ソフトに打ち込みながら、自分と会社の歩みを振り返っていた。
 
 
完全にのぼせて自分の会社でメシを食うんだ!と勢いで起業した自分を褒めてやりたい。
見よう見まねで、人に聞いたり、ググりまくって進めた法人登記の手続きも、
当時はなんでこんなめんどくさいことに足を突っ込んでしまったんだろう、とか
うわ〜こんな税金ってかかるんか死ぬ。みたいな感じで超絶ブルーだったけど、
 
 
何とかかんとか形にすることができたのは、
 
起業したんか!どんどんやれ!と、仕事やアドバイスをたくさんくれた大先輩の経営者のみなさん。
これがやりたい!という無理な願望に対して、
何か見返りがあるわけではないのに親身に相談に乗ってくださった行政の方々、先生方。
一緒にこれ作ろう!といったときに、ノリノリで企画に参画してくれた学生のメンバーたち。
 
 
たくさんの支援があり、株式会社ワカモノとして法人が存在していられるなと、
感謝が溢れてくる。
 
まだまだ世の中に提供している価値と、
頂いている金額が釣り合っていないと不甲斐なさを感じながらも、
これからもっと価値を高めていけるという期待が勇気付けてくれる。
 
 
法人とは、法の下にある人と書いて成り立つ言葉だけあって、
経営者=僕とは、一線を画した独立した存在。
 
 
ゆえになんか愛着が湧いてくる。
自分のアバターを育ててる感覚。
どういうキャラクターにしていこうか、が
どんな事業を展開していこうか、強みにしていこうか、という感覚と似ている。
 
 
これから復学し、社会人になる前の最後の1年となる。
社会人になってから、この法人をどうするのか?とよく聞かれる。
 
 
僕としては社会人をやりながら、自分の表現の場として、社会に直に接続できるハコとして続けていきたいと思っている。
せっかく苦労して産んだのだから、大事に育てて、世のため人のためになるような会社にしていきたいと思っています。
 
 
起業って、出産
経営って、子育てに似てるなあと思った。